赤ちゃんの見守りに欠かせないベビーモニター。近年、「デュアルタイプ」と呼ばれる新しいタイプが注目を集めています。従来の専用モニタータイプとスマホアプリタイプの良いところを組み合わせたこの製品は、現代の子育て世代にとって理想的な見守りツールとして人気が高まっています。
この記事では、デュアルタイプベビーモニターの特徴からメリット・デメリット、おすすめ機種まで、購入を検討している方が知りておくべき情報を徹底解説します。
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ベビーモニター デュアルタイプとは?基本機能を解説

従来のベビーモニターとの違い
これまでのベビーモニターは、大きく2つのタイプに分かれていました。
- 専用モニタータイプ
- スマホアプリタイプ
専用モニタータイプは、カメラとモニターがセットになった従来型。WiFi設定が不要で使いやすい反面、家の中でしか使用できない制約がありました。
スマホアプリタイプは、カメラをWiFiに接続してスマホで映像を確認するタイプ。外出先からも確認できる便利さがある一方、スマホを占有してしまう問題がありました。
デュアルタイプは、この2つのタイプの機能を1台に集約した画期的な製品です。専用モニターでもスマホでも、どちらでも映像を確認できる柔軟性が最大の特徴です。
デュアルタイプの2つの使い方
デュアルタイプベビーモニターは、状況に応じて2つの使い方を選択できます。
屋内では専用モニターとして使用します。WiFi設定不要で電源を入れるだけですぐに使えるため、急な確認にも対応可能。スマホを他の用途で使用できるため、家事や仕事をしながらでも赤ちゃんの様子をチェックできます。
屋外ではスマホアプリとして活用します。買い物や仕事の外出中でも、リアルタイムで赤ちゃんの様子を確認可能。家族間での情報共有もスムーズに行えます。
どんな場面で活躍するのか
デュアルタイプが特に威力を発揮するのは、以下のような場面です。
在宅勤務中は専用モニターで赤ちゃんの様子を確認しながら、スマホでビデオ会議に参加できます。夜間の見守りでは、枕元に専用モニターを置いて音や映像で異変をすぐに察知可能です。
スマホアプリタイプでも異変があった場合、通知で知らせてくれるものが多いですが、通知が来てからアプリを開いてカメラに接続するまで赤ちゃんの状況を把握できません。専用モニターであれば、常時接続した状態にできるので、何かあればすぐに確認ができます。
外出時は祖父母や配偶者と映像を共有し、みんなで見守り体制を作ることができます。急な外出でも、スマホから赤ちゃんの安全を確認できるため安心です。
デュアルタイプが注目される理由|現代の子育て事情

在宅勤務増加で変わる子育て環境
コロナ禍以降、在宅勤務が一般化したことで、子育て世代のライフスタイルは大きく変化しました。自宅で仕事をしながら育児をする状況が増加し、赤ちゃんの見守りと仕事の両立が重要な課題となっています。
従来のベビーモニターでは、仕事でスマホを使いたい時に見守りができない、または見守りでスマホを占有して仕事に支障が出るという問題がありました。
デュアルタイプなら、仕事ではスマホを使い、見守りは専用モニターで行うという使い分けが可能です。
スマホ占有問題の解決策として
現代の子育て世代にとって、スマホは仕事、連絡、情報収集など多用途に使用する必須ツールです。しかし、スマホ専用のベビーモニターアプリを使用している間は、他のアプリを使用できません。
デュアルタイプなら、専用モニターで常時見守りを行いながら、スマホは自由に使用可能。必要に応じてスマホからも確認できるため、デバイス使用の制約がありません。
家族みんなで見守りたいニーズの高まり
核家族化が進む現代では、夫婦だけでなく祖父母も含めた家族全体での見守り体制を求める声が高まっています。デュアルタイプなら、専用モニターで常時監視しながら、必要に応じて家族のスマホにも映像を共有できます。
外出中の配偶者や遠方の祖父母とリアルタイムで赤ちゃんの成長を共有することで、家族の絆を深められます。
デュアルタイプのメリット|なぜ選ばれるのか

使い分けによる利便性の向上
デュアルタイプの最大のメリットは、状況に応じた柔軟な使い分けができることです。
家事をしている時は専用モニターを持ち歩き、外出時はスマホで確認。仕事中は専用モニターを机に置いて、必要な時だけチェック。このような使い分けにより、生活スタイルに合わせた最適な見守りが実現できます。
また、同時使用も可能なため、夫婦で役割分担しながら見守ることができます。一人が専用モニターで常時監視し、もう一人がスマホで外出先から確認するという連携プレーも可能です。
WiFi設定不要で簡単スタート
専用モニター使用時はWiFi設定が不要なため、購入してすぐに使用開始できます。複雑なネットワーク設定に苦手意識がある方でも安心です。
2.4GHz専用周波数を使用するため、WiFiの電波干渉も受けにくく、安定した映像を確保できます。インターネット環境に左右されない安定性は、緊急時の見守りにおいて重要なポイントです。
充実した見守り機能
デュアルタイプには、見守りに必要な機能が充実して搭載されています。
双方向音声通話機能により、赤ちゃんが泣いた時に声をかけて安心させることができます。カメラの遠隔操作(首振り機能)で、赤ちゃんの動きに合わせて角度を調整可能です。
温度アラーム機能で部屋の温度を監視し、暑すぎたり寒すぎたりする時は自動で通知。暗視機能(赤外線対応)により、夜間でも鮮明な映像を確認できます。
長時間使用可能なバッテリー性能
専用モニターには充電池が内蔵されており、約7時間の連続使用が可能です。夜通しの見守りや長時間の外出でも、バッテリー切れの心配がありません。
充電しながらの使用も可能なため、実質的に24時間体制での見守りが実現できます。
デメリットと注意点|購入前に知っておきたいこと

高額な初期投資(約2万円)
デュアルタイプベビーモニターの最大のデメリットは、価格の高さです。一般的なベビーモニターが5,000円〜10,000円程度なのに対し、デュアルタイプは約20,000円前後と高額です。
短期間の使用を想定している場合、コストパフォーマンスが悪く感じられる可能性があります。購入前に使用期間と投資対効果をしっかり検討することが重要です。
2つの通信方式対応による機能制限
デュアルタイプは専用モニター通信とスマホ用のWiFi通信の2つの通信方式に対応するため、処理能力をこの両立に割く必要があります。そのため、他の機能面で制約が生じることがあります。
例えば、オートトラッキング機能が搭載されていないことがあります。
動き回る赤ちゃんを自動で追跡するオートトラッキング機能は、高度な画像認識処理が必要です。しかし、デュアルタイプでは2つの通信方式を同時処理するため、この高度な機能まで搭載するとコストと処理能力のバランスが取れません。そのため、デュアルタイプ製品ではオートトラッキング機能が省かれている場合があります。
ただし、コントローラーでカメラを手動で動かすことはできます。
どんな人におすすめ?|ライフスタイル別判断基準

強くおすすめする人の特徴
ワーキングマザー・ファーザー
在宅勤務中に別室で仕事をする必要がある方には、デュアルタイプが最適です。専用モニターで常時見守りながら、スマホでビデオ会議や業務連絡が可能。外出先からも赤ちゃんの様子を確認できるため、仕事と育児の両立がスムーズになります。
外出時の確認ニーズがある家庭
買い物や用事で頻繁に外出する必要があり、その都度赤ちゃんの様子が気になる方には、デュアルタイプの外出時確認機能が重宝します。祖父母などと遠隔で赤ちゃんの様子を共有したいニーズがある家庭にも最適です。
家族全員で見守り体制を構築したい場合、デュアルタイプの柔軟性が大きなメリットになります。
あまりおすすめしない人の特徴
予算重視の家庭
初期投資を抑えたい方や、短期間の使用を想定している方には、約2万円の投資は割高に感じられるかもしれません。基本的な見守り機能で十分な場合、より安価な専用モニタータイプやスマホ専用タイプで十分な場合があります。
生後6ヶ月程度までの短期使用を想定している場合、コストパフォーマンスが悪くなる可能性があります。
シンプル操作を重視する人
複雑な設定を避けたい方や、専用モニターのみの使用で十分な方には、デュアルタイプの多機能性がかえって負担になる場合があります。WiFi環境が不安定または未整備の家庭では、デュアルタイプの利便性を十分活用できません。
シンプルな操作性を最重視する場合、従来の専用モニタータイプの方が適している可能性があります。
2025年最新|デュアルタイプベビーモニター全機種比較
デュアルタイプ対応機種一覧
2025年現在、真のデュアルタイプ(専用モニター+スマホ対応)に対応している主要機種は限定的です。市場には多くのベビーモニターが存在しますが、両方の通信方式に対応している製品は技術的・コスト的な制約から少数に留まっています。
現実的におすすめできるのは1機種です。
トリビュート CU-CA05(トリプルモード対応)
価格: 要確認 発売: 2025年春モデル
CU-CA05は従来の専用モニター+スマホ対応に加え、Amazon Alexa対応も実現しています。
主な特徴:
- スマホ・専用モニター・Alexa対応のトリプルモード
- ママリ口コミ大賞2025受賞の実績
- 最新の通信技術による安定性向上
- 双方向音声通話機能
- 暗視機能(赤外線対応)
- 温度アラーム機能
音声アシスタント連携により、「アレクサ、赤ちゃんの様子は?」と声をかけるだけで映像を確認できる利便性が大きな魅力です。2025年の最新技術を取り入れた注目モデルといえるでしょう。
スペックは以下の通りです。
| 項目 | 仕様・詳細 |
| 価格 | 21,780円(税込) |
| 対応モード | トリプルモード・専用モニター・スマホアプリ・Alexaデバイス |
| モニター画面サイズ | 5インチ |
| 解像度 | フルハイビジョン(1080p) |
| 通信方式 | Wi-Fi 2.4GHz |
| 連続使用時間 | 約8時間 |
| 暗視機能 | ○(ナイトビジョン) |
| 双方向音声 | ○ |
| 首振り機能 | ○(遠隔操作) |
| ボイスオン機能 | ○ |
| 子守唄機能 | ○ |
| 温度アラーム | ○ |
| 電源方式 | ACアダプタ・充電池内蔵 |
| 特徴・受賞歴 | ・ママリ口コミ大賞2025受賞・技適マーク取得・盗視防止機能 |
| 専用アプリ名 | comfortum |
番外編:高機能スマホ専用タイプとの比較
デュアルタイプと併せて検討したいのが、高機能なスマホ専用タイプです。オートトラッキング機能や高画質対応など、デュアルタイプにはない機能を搭載している製品があります。
代表的な製品: Anker Eufy IndoorCam 2K Pan & Tilt
- 2K高画質対応
- オートトラッキング機能
- より手頃な価格設定
- スマホ専用による最適化
デュアルタイプの柔軟性と高機能スマホ専用タイプの機能性、どちらを優先するかで選択が変わります。使用シーンを具体的にイメージして比較検討することが重要です。
スマホ連携ベビーモニターについてはこちらで詳しく紹介しています。

選び方のポイント4つ
1. 予算との兼ね合い 2万円前後の投資が適切かを検討。使用期間と投資対効果を具体的に計算しましょう。
2. 使用期間の想定 新生児期から何歳まで使用予定かを明確にすることで、コストパフォーマンスを判断できます。
3. 家庭のWiFi環境 安定した通信環境があるか、セキュリティ設定が適切に行えるかを事前確認。
4. 家族構成と使用スタイル 複数人での見守り体制が必要か、外出時の確認頻度など、具体的な使用場面を想定して選択しましょう。
実際の口コミ・評判|ユーザーのリアルな声

好評価の声|「買ってよかった」理由
実際にデュアルタイプを使用している方からは、多くの好評価が寄せられています。
使い分けの便利さについては、「夜の自分の時間確保や、お昼寝中の家事に重宝している」との声が目立ちます。専用モニターとスマホを状況に応じて使い分けることで、生活の質が向上したという実感を得られているようです。
出産祝いとしての評判も良く、「出産祝いとして贈ったところ、非常に喜ばれた」という贈答利用での満足度も高い傾向にあります。実用性の高さが評価されているといえるでしょう。
改善を求める声|「ここが残念」ポイント
一方で、改善を求める声も複数寄せられています。
設置・使用上の課題として、「カメラの置き場所や角度調整に試行錯誤が必要」という指摘があります。2つの通信方式を安定させるための設置調整に、予想以上の時間がかかるケースがあるようです。
機能面での制限については、「動き出した子どもを自動で追跡する機能がないのが残念」という声が目立ちます。生後6ヶ月以降、赤ちゃんが活発に動き回るようになると、手動での角度調整の手間が増加することが不満につながっているようです。
技術的な課題では、「WiFi接続時に映像が不安定になることがある」という報告も。家庭のネットワーク環境により、時々接続が不安定になる現象があるようです。
出産祝いとしての評判
デュアルタイプは出産祝いとしての評価も高く、実用性の高さから贈られた側の満足度が高い傾向にあります。
新米パパママにとって、育児の不安を軽減する実用的なギフトとして認識されており、「もらって本当に助かった」という感謝の声が多数寄せられています。価格帯も出産祝いとして適切な範囲内であることも、選択されやすい理由の一つです。
購入前のチェックポイント|失敗しない選び方

家庭のWiFi環境の確認
デュアルタイプの機能を最大限活用するためには、安定したWiFi環境が必須です。購入前に以下の点を確認しましょう。
電波の到達範囲: カメラ設置予定場所でのWiFi電波強度を事前にチェック。電波が弱い場合は、WiFi中継器の設置も検討しましょう。
セキュリティ設定: WPA2以上の暗号化設定、定期的なパスワード変更など、セキュリティ対策を適切に行える環境を整備することが重要です。
使用期間と投資対効果の計算
約2万円の投資が適切かどうかを判断するため、具体的な使用期間を想定して計算してみましょう。
使用期間の想定: 新生児期から歩き始める1歳頃まで使用する場合、約12ヶ月間。月割りすると約1,600円程度の投資になります。
機能の活用度: 外出時確認、スマホ使い分け、家族共有など、どの機能をどの程度活用できるかを具体的にイメージ。活用度が高い家庭ほど投資対効果は向上します。
代替手段との比較: ベビーシッターやファミリーサポートなど、他の見守り手段のコストとも比較検討することで、相対的な価値を判断できます。
設置場所の事前確認
購入前に、カメラとモニターの設置場所を具体的に検討しておくことで、導入後のトラブルを避けられます。
カメラ設置場所: 赤ちゃんの全体が見える角度、WiFi電波が安定して受信できる場所、安全性(赤ちゃんの手が届かない位置)を総合的に検討。
モニター使用場所: 専用モニターを使用する場所でのバッテリー持続時間、充電環境の確保、家事動線との関係を事前にチェック。
通信環境のテスト: 設置予定場所での2.4GHz電波状況、WiFi接続の安定性を可能な限り事前に確認しておくことが重要です。
まとめ|デュアルタイプは「こんな家庭」におすすめ
投資する価値がある家庭の条件
デュアルタイプベビーモニターへの投資が特に価値を発揮するのは、以下の条件を満たす家庭です。
ライフスタイル面では、在宅勤務が多く仕事と育児の両立が必要、外出の頻度が高く外出先からの確認ニーズがある、家族全員で見守り体制を構築したい、といった具体的なニーズがある家庭。
投資対効果の観点では、12ヶ月以上の長期使用を想定している、月1,600円程度の投資を適切と判断できる、機能の多様性に価値を見出せる、といった経済的な合理性がある家庭において、真の価値を発揮できるでしょう。
他の選択肢との比較
デュアルタイプが最適ではない場合、以下の選択肢も検討に値します。
専用モニタータイプ: 5,000円〜10,000円の手頃な価格で、シンプルな操作性を重視する場合に最適。WiFi設定が不要で、技術的な不安がある方にもおすすめです。
スマホ専用タイプ: オートトラッキング機能や高画質対応など、デュアルタイプにはない高機能を求める場合に適しています。外出時の確認のみで十分な場合もこちらが合理的です。
レンタルサービス: 短期使用や機能の試用を希望する場合、レンタルサービスの活用も選択肢の一つです。
デュアルタイプベビーモニターは、現代の多様化する子育てニーズに応える画期的な製品です。価格や機能制限などのデメリットもありますが、適切な条件を満たす家庭では、育児の質を大幅に向上させる価値ある投資になるでしょう。
購入を検討されている方は、この記事の内容を参考に、ご自身の家庭環境やライフスタイルに最適な選択をしていただければと思います。
ベビーモニターについてはこちらでも紹介しています。
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